見るものは見られる:意識・情報・量子変換プロトコルと非ユークリッド空間の統合

坂口義典 2025 9/6

本稿は、人類が長らく直面してきた「心と物」「主観と客観」「人間中心と宇宙的視座」という三大ジレンマを超えるために、新しい理論的記述法を提案する。中心概念は「意識→情報→量子」という変換プロトコルであり、意識を量子的情報場への接続プロセス、肉体を限定された3Dモジュールとみなす。これにより、従来の二項対立的な認識枠組みは、階層をまたぐ接続構造として再構成される。また、非ユークリッド空間を「意識的レイヤード現実」として捉え、時間・空間・存在を統合的に理解する理論を提示する。最後に「扇理論」による時間認識の再定義を行い、意識の能動による現実改変の可能性を論じる。

1. 序論

人類は古来より、心身二元論や物質還元論に基づく世界観を築いてきたが、量子力学以降、その枠組みは限界を迎えている。特に観測問題においては、「観測者」がいかなる存在かを問わずに理論展開が進められてきた。本稿は、人間そのものが「視覚テンド(visual-tend)」な知覚生物である点に注目し、観測者のメタ認知を欠いた議論の不全性を指摘する。

2. 理論枠組み

2.1 意識→情報→量子プロトコル

意識:主観的経験であると同時に、量子情報場へのインターフェース。 情報:秩序化された意味構造。音律・比率(レシオ)がスペクトル秩序を与える。 量子:投影・干渉・縮約を通じて現実化される基盤。

これにより、「心と物」のジレンマは「接続する三層構造」として再編される。

2.2 用語定義

3Dモジュール:地球環境に最適化された生体端末。 レイヤード現実:異なる知覚・因果・幾何が重畳する現実層。 レシオ:共振を秩序づける比。心拍、呼吸、音律などに内在。 アンプリファイ → レゾナンス → applied → インテグラル → ジオメトリックアセンダンス:意識の能動から共鳴・統合・上昇点に至るプロセス。 扇理論:過去=解釈可能領域、現在=焦点、未来=多世界的広がり。

3. 考察

3.1 意識の拡張

赤子の意識発達=経験と記憶の蓄積によるデコヒーレンス強化。 倒れた人の瞼の揺れ=意識の兆候。水晶の振動との類比。 植物のフェロモン応答や石の周波数も「意識的」と再定義可能。

3.2 非ユークリッド空間

他生物の3Dモジュールによる異知覚空間。 霊的経験・シンクロ=フリンジ現象。 時間そのものを非ユークリッド空間とみなし、主体の存在によって生成される。

3.3 扇理論による時間の再定義

「今」=要 過去=解釈の作用のみ可能 未来=多様な世界線、意識的行為により書き換え可能

4. 結論

意識→情報→量子というプロトコルを採用することで、従来の心身二元論・唯物論・人間中心主義を超え、存在の多層的レイヤード性を記述可能となる。特に、非ユークリッド空間と時間の再定義は、観測問題や多世界解釈に新しい視座を提供する。

著作権について

本記事の内容(文章・図・数式・独自用語を含む)は、筆者によって 2025年9月6日に公開されたオリジナルの研究考察です。

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