これまでの議論は、肉体モジュールの制約を超えた「多層的現実」の存在を認識することに焦点を当ててきた。しかし、人間の意識は単なる受動的な観測者ではなく、能動的にそのレイヤーに働きかけうる可能性がある。ここで重要な鍵となるのが 「念」 である。
念の到達範囲 ― 一念三千の視座
仏教の「一念三千」という概念は、一つの念が三千世界へと届くことを意味する。これを量子情報論的に翻訳すれば、念 → 量子状態 → 情報場 という連鎖を通じて、意識は多層的なパラレルワールドに干渉しうることを示唆する。念は単なる心理的作用ではなく、未来の「設定」そのものを書き換える信号 として機能するのである。
扇のモデル ― 念と未来分岐
念の作用を直観的に表す比喩として「扇」がある。要の部分が現在であり、そこから広がる骨は無数の未来世界線である。現在の一点において いかに念を放つか によって、扇の開きは大きく変化する。つまり念は、未来の分岐角度を調整する「ベクトル設定装置」として作用する。
坐禅とレイヤー移動
坐禅を行い、目を閉じることで人間は視覚入力を遮断する。脳が80%の処理を担う視覚野を沈黙させることにより、意識は別のレイヤーに「再割り当て」される。坐禅後に目を開いたとき、しばしば「世界が変わった」「別の輝かしい場所にいるようだ」と感じるのは、実際に 異なるパラレルワールドに意識がシフトした 結果であると解釈できる。
3D動作を超える働きかけ
念による働きかけは、スプーンを持つ・足を運ぶといった三次元的モジュール操作ではない。むしろこれは、4D・5D的空間に直接作用する「情報次元的動作」 である。すなわち、念は見えざる「設定値」を変更する操作であり、それがのちに物理現象や偶然の連鎖として現れる。
坂口義典 2025 9/6
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